リメイクで素材に新しい命を吹き込む
時間をかけて使い込んだ革には新品の時にはない、味わい深さがあります。
味がでたのに使わなくなってしまったモノを「新しいモノ」に。
今回は5年使われたティッシュケースを、手のひらサイズの小さな財布にリメイクしました。
使い方によって、革はその風合い、表情を変えるので、同じものは2度とつくることができません。
ほどよく深みが増し、柔らかい手触りになっています。財布として使えばもう少し濃い色になるでしょう。
外は使い込まれた革、中は新品の革で作っているので、素材の丈夫さも心配ありません。
こちらも全て手縫いで作っているので、ステッチも強く、ほつれにくいです。
万が一ほつれた場合、縫い直しもいたします。
小さくてもしっかり入る3つ折り財布
手のひらに収まるサイズ感ながら、
ボックス型の小銭入れ、カード、札入れがすべて備わっています。
よくある小さなお財布は、カードがひとつのポケットに入って探しにくかったり、
小銭入れが狭くて取り出しにくかったり、小さな不便を感じることがあります。
コンパクトに持ちたい気持ちと、些細なストレスを感じずに使いたい気持ち。
日々使うものだからこそ、どちらも大切にしたいと考えて、機能性の充実した小さなお財布を作りました。
※この写真は新品のものです。
カードは3ポケットで各2枚ずつで計6枚。
ジャバラ式のポケットが起き上がるので、出し入れしやすくなっています。
小銭入れは、小銭が平らに広がって見えやすいボックス型。
開けた時に、もっとも重さのある小銭入れが中央にくるように、重心の場所も考えて作っています。
サイズ およそ縦82×横95×厚み25mm